東十条駅から徒歩5分の場所に建てられたソーシャルアパートメント2階共用部のインテリアデザイン。
平日は、都心で働く30代をメインターゲットとして約100人が暮らすソーシャルアパートメントとして企画された。
2階は、シェアキッチン、ダイニング、ワーキングスペース、リビングの4つのゾーンが田の字形に共存する。
依頼を頂いた時には天壁床のアウトラインは、すでに決まっていたのと、100人が集合して住まうという特殊な性質をマクロでとらえると細部までデザインの手が届かない懸念があったため、通常、仕上げを決めてから家具を設定する順序をこのプロジェクトでは、逆に考え、1人の生活ストーリーから起草し、その行為を支える家具から空間を設計するアプローチをとった。
結果として、入居者100人にシェアされる共用部として多様な居場所を様々な時間軸で用意することができ、クライアントの力もあって完成直後に満室で稼働している。
この空間で過ごす毎日が豊かで楽しい時間になることを願っている。
Type|Social Apartment
Location|Higashizyuzyo Kita-ku Tokyo
Completion|Mar.2020
Structure|RC
Story|15
Area| ㎡
Furniture+Light|Original + ready-made product
Owner|TOKYU LAND CORPORATION
Client + Operation|GLOBAL AGENTS CO., LTD